朝のコーヒーを飲む前に飛び込んできたセキュリティ速報を見て、自社への影響を確認するためにノートPCへ手を伸ばした——そんな経験はないでしょうか。新しい脅威が報じられたとき、ExaGoはすでにそれを見ています。関連する脅威ハンティングが利用可能になった時点で通知が届くため、慌ててパソコンの前に戻る必要はありません。ただ単に口頭で「これって弊社に影響ある?」と聞けば良いだけです。
セキュリティ運用は、これまでずっと担当者を自席に縛りつけてきました。私たちは、SOCの専門家にも、休む時間、食事をする時間、体を動かす時間、そして生活する時間があるべきだと考えています。だからこそ私たちは、AI SOC向けとして業界初※となる音声対応の体験をお届けできることを、大変嬉しく思っています。ExaGoがあれば、パソコンの前にいるときも、スマートフォンを持って外出しているときも、自分の声で自社のセキュリティを掌握できます。
脅威ハンティングする。優先度の高いケースを確認する。ケースを担当者に割り当てる。対応アクションを承認する。経営層向けのレポートを作成する。さらには、気になっている事象を継続的に監視するライブダッシュボードやアプリケーションをつくる。ExaGoを使えば、このようなことをすべて音声コマンドで依頼できます。チームのメンバーに頼むときと同じように、必要なことをそのまま話しかけるだけでOKです。
自席に縛られない、セキュリティ運用
私たちは、一日の大半をパソコンから離れた場所で過ごしています。脅威は、担当者が自席に戻るのを待ってはくれません。ただ、SOCも待つ必要はないのです。
脅威ハンティングしたい。優先度の高い調査を確認したい。ケースを担当者に割り当てたい。対応アクションを承認したい。ライブダッシュボードを作りたい。インシデントについて質問したい。前述の通り、そのすべてを、話しかけるだけで依頼できます。しかもこれは、一方通行の音声コマンドではありません。ExaGoは、応答します。
独りでダッシュボードを見つめ続けたり、終わりのないアラートを読み続けたりするのではなく、信頼できる同僚と話すのと同じ感覚で、AI SOCと自然な会話ができます。会議の合間に歩きながら、帰宅中に、あるいはコンビニに寄っているときなど、自席を離れているときでも口頭で質問をすれば、必要な文脈とともに音声で答えが返ってきて、自分の代わりに処理を進めてくれます。
調査を依頼する際に担当者が対話しているのは、Exaforce AI SOCの機能そのものであり、その豊富なデータプラットフォームとナレッジグラフ、また必要に応じて連携しているCrowdStrikeやSplunk、ServiceNowなどといった企業内システムです。あるケースについて尋ねると、求めている文脈を教えてもらえます。作業の割り当て、対応の承認、ダッシュボードの作成も、そのまま依頼できます。複雑な処理はすべて裏側にとどまります。担当者にとって、体験ははるかにシンプルになるのです。
Apple Watchにも対応しているため、たとえばジムにいる時でも、新しい脅威ハンティングが利用可能になったことをExaGoが知らせてくれます。手首を上げて「これは弊社に影響ある?」と尋ねて、答えを聞いた上で、そのまま運動を続けられます。
ExaGoにより、セキュリティチームは以下のようなことが可能になります。
- 「弊社に影響はありますか?」「影響範囲(Blast Radius)を見せてください」「このホストは隔離されていますか」といった調査上の問いを、自然な話し言葉で投げかける
- 調査をバックグラウンドで継続しながら、関連する質問への音声による応答が約1秒で開始
- Exaforceプラットフォームで提供されているExabotエージェントにより、セキュリティ製品連携をまたいで、調査の開始、アラートのエンリッチメント、対応の実行を行う
- Exaforce Studioとのネイティブ連携により、リアルタイムに更新されるアプリケーションや、監査対応が可能な経営層向けレポートを作成する
- パソコン、スマートフォン、Apple Watch間で、会話をシームレスに続ける
- なお、業務影響の大きい対応アクションには承認プロセスを介在させることができ、最終的な判断と説明責任は人が担います。

SOCの言葉を話す
一般消費者向けの音声アシスタントとは異なり、ExaGoはセキュリティ運用の言語を理解するために設計されています。攻撃者、侵害の痕跡(IoC)、および企業のセキュリティデータ(ログ・アラート、クラウドリソース、SaaS、ファイルの内容やコードのコミット、AIエージェントやエージェント型アプリケーションなど)を理解し、日本語を含む30以上の言語での音声対話に対応します。
ExaGoで交わされているすべての対話の裏側で動いているのは、Exaforceを支えているものと同じく、AIエージェントです。SIEM、エンドポイント、ID、クラウド、脅威インテリジェンス、チケット管理といった各基盤を横断して推論し、脅威の検知、アラートの調査、対応の実行を行います。
こうした判断が可能なのは、Exaforceがデータの到着と同時に、リアルタイムのセキュリティナレッジグラフを継続的に構築しているからです。あらゆるイベントは、ID、権限、クラウド上の操作、設定、脆弱性、コード、資産といった周辺の文脈と結びつけられます。Exaforceは、調査のたびにデータ間の関係性を組み立て直すのではなく、既に整理済みのセキュリティ文脈を取り出すため、AIによる調査結果を1分以内に出力することができます。Exaforceは常に全体像を把握しているからこそ、従来の手作業による調査と比べて約10倍の速度でセキュリティエンジニアに回答を返せるのです※。
そして、これは検索窓の上に音声入力を重ねただけのものではありません。担当者からのすべての依頼は、Exabot Searchを支えているものと同じAIエージェントが処理します。このエージェントは、セキュリティデータ連携における279のツールにアクセスできます。更には、Exaforceのデータプラットフォーム上を検索するだけでなく、Splunk、Google Chronicle、Microsoft Sentinel、Microsoft Defender XDRを横断した統合検索と文脈付けも依頼できます。VirusTotalやAbuseIPDBなどで調査をエンリッチする。CrowdStrikeやSentinelOneで、侵害された端末を隔離する。OktaやMicrosoft Entra IDで、資格情報をリセットする。Jiraでチケットを起票する。ServiceNowでインシデントを作成する。いずれも、話しかけるだけで依頼できます。
その結果として生まれるのは、SOCとの関わり方そのものの根本的な変化です。もう重要なことが起きるたびにキーボードの前に張り付いている必要はなく、担当者はどこにいても調査状況を把握し続けられ、根拠のある判断を下した上で、ただちに対応できます。
調査結果が返るまで1分以内、従来比で約10倍の速さ
音声インターフェースの価値は、その背後にある答えの質で決まります。ここでExaforceのアーキテクチャが価値を発揮します。私たちのリアルタイム・セキュリティナレッジグラフは、イベント、ID、権限、設定、クラウド上の操作を、取り込む時点で相関付けています。そのため、質問に必要な文脈は、その場で組み立てられるのではなく、既に整理されたものが取り出されるだけです。質問を受けてから文脈を組み立て直すツールは、クエリを作成し、データを取得し、推論し、正しい答えにたどり着くまで反復する過程で、トークンと時間を消費しがちです。ExaGoは、同じ問いに1分以内に答えます。ナレッジグラフがすでに重い処理を終えているからです。所要時間を、およそ10分の1に短縮できるということです。SOCとの音声での対話を成立させているのは、この設計です。
音声自体は超低遅延のニューラル音声モデルで動作します。自然で応答が速く、日本語を含む30以上の言語に対応可能です。長時間にわたる調査において、ExaGoはツールの生の出力を読み上げるのではなく、進捗を短く簡潔なコメントで伝えてくれます。加えて、会話は割り込み可能です。回答の途中で話しかければ、ExaGoは話すのをやめて聞き手にまわります。同僚がそうするのと同じように。同じ音声パイプラインがデスクトップでもモバイルでも動作するため、ワークステーションの前にいても、会議の合間に歩いていても、体験は変わりません。
対応環境と要件
ExaGoは、以下の環境でご利用いただけます。
- iPhone:iOS 15.1以降
- Android:Android 7.0以降
- Apple Watch:watchOS 10以降
音声モードは、Exaforceのモバイル体験に完全に組み込まれています。チャットの記録上で調査の進捗を確認しながら音声で操作することも、全画面の音声モードに切り替えてハンズフリーで対話することもできます。
新しい調査や脅威ハンティングが利用可能になると、プッシュ通知が届き、そのまま該当の調査画面を開くことができます。
Apple Watch向けのネイティブアプリは、ExaGoを更に便利にします。モバイルアプリと同じテナントセッションを用いて、スマートフォンを取り出すことなく、安全に質問を送信し、回答を受け取れます。
生きるための時間を、取り戻す ― Exaforceとともに
ExaGoは、私たちが掲げるビジョンとミッションから自然に生まれたものです。SOCアナリストが、セキュリティを犠牲にすることなく自分の人生を生きられる世界。AIを活用することによって、そのような世界をセキュリティ運用においてつくりたいと考えています。セキュリティ運用の未来が、担当者を机に縛りつけるものであって良いはずがありません。ExaGoと音声コマンドにより、どこにいてもアラートの確認、インシデントの調査、そしてより迅速な対応が可能になります。
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※ 「業界初」は2026年7月時点、当社調べによるものです。
※ 調査時間および「約10倍」の記載は、従来の手作業による調査との比較であり、当社調べによるものです。効果はご利用環境および対象データにより異なります。
※ 記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。










