Boxのファイルが社外と共有されたとき、Exaforceは、どのようにアクセス権が付与され、誰かがその権限を使ったかをセキュリティチームが調べられるよう支援します。
概要
複数の拠点やタイムゾーンにまたがって働くチームにとって、Boxの共有フォルダは、従業員、顧客、パートナーが1つのプロジェクトに取り組むための共通の作業場所になります。チームはパートナーを一度招待すれば、作業の進行に合わせてドキュメントを追加できます。ただし、数週間後に追加されたファイルにも、フォルダに元から設定されていた権限が継承される場合があります。また、共有リンクが、チームの想定していなかった相手に転送されることもあります。
ドキュメントが外部に公開された可能性がある場合、セキュリティチームは2つの点を確認する必要があります。どのようにアクセス可能になったのか、そして誰かがそのアクセス権を使ったのか、という点です。Exaforceは、Boxの共有設定と監査記録をまとめて参照できるようにします。アナリストは、アクセス権の付与元となったフォルダ、リンク、コラボレータのロールをたどり、Boxにプレビューやダウンロードが記録されているかを確認できます。
仕組み
Exaforceは、Boxの監査イベントをファイルの所有情報、共有権限、コラボレータのロールと関連付けます。これにより、アナリストは、アカウントがファイルへのアクセス権を得た経緯を追跡できます。その後、接続済みのアイデンティティ、エンドポイント、クラウドの各データソースを横断して、そのアカウントのアクティビティを調べ、ダウンロードがより広範なインシデントの一部だったかを評価できます。
コア機能
ファイルの共有権限を追跡
アクセス権を付与しているリンク、フォルダ、コラボレータのロールを特定します。組織内で共有されたファイルと、外部のコラボレータやリンクを知っている誰もがアクセスできるファイルを区別できます。
コラボレータのアクティビティを確認
コラボレータに割り当てられたロールと、そのアカウントについてBoxに記録された操作を比較します。どのファイルをプレビューまたはダウンロードしたか、ファイルの共有方法を変更したかを確認できます。
ファイルの履歴を再構成
誰がいつファイルをアップロード、名前変更、コピーしたかを確認します。フォルダからファイルが見つからない場合は、別のフォルダに移動されたのか、ごみ箱に入れられたのかを調べられます。
メリット
インシデントの影響範囲を把握
ファイルがどの範囲まで共有され、誰かがアクセスしたことがBoxに記録されているかを確認できます。
システムを横断してアクティビティを追跡
Boxのイベントを、接続済みデータソースのサインイン、エンドポイントのアクティビティ、クラウドログと合わせて確認し、ファイルへのアクセスの前後に何が起きたかを把握できます。
アカウントの不正利用の可能性を発見
既知の悪意あるIPアドレス、またはそのユーザーにとって通常とは異なる場所からのBox上のアクティビティにフラグを付けます。